【燃費に効果あり！？】ガソリンの添加剤（洗浄剤）の効果

以前にガソリンタンクの水抜き剤についてまとめましたが、
今回は『洗浄剤』についてまとめてみます。

この洗浄剤についても、ガソリンスタンドの店員さんから給油時に
勧められることがあると思います。

洗浄剤についても、水抜き剤と同様になぜ使った方が良いのか、
どんな効果があるのかは、商品を勧められた時にはあまり説明してくれないです。

何を洗浄するためのもの？

ガソリンタンクに入れるので、ガソリンタンクを洗浄するための
ものだと思っている方もいると思います。

実際には、ガソリンタンクではなくエンジン内部を洗浄するためのものです。

エンジンは車を走らせるために、
エンジンの中でガソリンと空気を混ぜた気体を爆発させています。

そのため、ガソリンや空気、爆発後の排気ガスの通り道は、
走行距離が多くなるほど汚れていきます。

汚れは、インジェクター、ガソリン噴射ノズル、吸気バルブ、
燃焼室などに付着します。

汚れが多くなると、燃料の噴射や燃焼が不安定になり、
エンジンの調子の悪化につながります。

当然、エンジンの調子が悪くなれば、燃費悪化や出力の低下につながるため、
洗浄剤を使ってエンジン内部の汚れをきれいにするというわけです。

洗浄剤を使った方が良いかどうかは、車の状態でかなり変わると思います。

走行距離が少なく、エンジンが汚れていない車に使っても効果はないですし、
走行距離が多く、エンジンに汚れがこびりついてしまっている車に
使っても手遅れだと思います。

家の水周りでも同じことが言えると思います。

水道の蛇口周りを思い浮かべてください。
新築の家の蛇口なら汚れていないので掃除の必要はありませんが、
長年掃除をしていなかった蛇口だと、水垢がこびりついて固まってしまっていて、
何をしてもきれいにならないと思います。

エンジンも数年に一度くらいのペースで、
こまめに洗浄を行うのが一番効果が実感できると思います。

ただし、どのくらい効果がでるかについては、
車種によっても大きく異なってくると思います。

燃費への効果を考えてみます。

例えば、新車の頃と比べてエンジンが汚れたことで燃費が悪化している車に対し、
洗浄剤を使うことで２％燃費が回復するとします。

２０ｋｍ/L のＡ車と１０ｋｍ/ＬのＢ車では、同じ２％でも効果代が違うので、
Ａ車の方が効果は実感しやすいと思います。

あんまりまとまっていない感じで書いてしまいましたが、
「洗浄剤を使うことによって良さはあっても悪さはないので、
一度使ってみるのが良い」と思います。

ガソリンタンクの水抜き剤についても、まとめてみました。
良ければ読んでみて下さい。