数年前からTeamsやSkypeを使ったリモート会議が始まり、在宅ワークも活用されるようになってから
パソコンにイヤホンを繋いで常に使うようになりました。
最初は第1世代のiPhone SEに付属されていた有線のイヤホンをパソコンのイヤホンジャックに
挿して使っていました。
ただ、会議も多く常にイヤホンを使っているので、有線のイヤホンではコードが邪魔になることから
Bluetoothで接続ができるワイヤレスイヤホンが欲しくなり、
次は聞き取り易さやマイクの性能などに不満が出てきて少し性能の良いイヤホンが欲しくなったりと
何度か買い替えながら使いやすいイヤホンを探していました。
色々と悩んだ末、KENWOODのKH-M500に買い替えてやっと満足できるイヤホンを見つけることができたので、
使いやすいイヤホンを探す際に調べたイヤホンの種類も含めて、まとめてみたいと思います。
イヤホンの接続方法
イヤホンをパソコンと接続する方法は、大きく分けて有線とワイヤレス(無線)の2種類がありますが、
有線の場合はステレオミニプラグかUSBでの接続、ワイヤレスの場合はBluetoothが一般的だと思います。
USB(有線)
USBでの接続は、パソコンに外付けの機器(マウス、テンキーなど)を接続する際に
最もよく使われている方法だと思います。
USBで接続できるイヤホンマイクは、パソコンにUSBを挿せばすぐに使うことができるため
接続は簡単です。
ただ、有線での接続となるため、コードが邪魔になります。
ステレオミニプラグ(有線)
ステレオミニプラグでの接続は、イヤホンの接続方法としては一般的な方法だと思います。
パソコンに搭載されているイヤホンジャックの丸い穴にプラグを挿せば、
すぐに使うことができ、これも接続は簡単にできます。
ただ、USB接続と同じくコードが邪魔になります。
私が最初に使っていたiphone SEに付属されていたイヤホンは、この接続方法になります。
Bluetooth(無線)
Bluetoothの機能を使った接続は、USBやステレオミニプラグのコードがある有線接続とは違い、
コードが無い無線の接続です。
邪魔なコードが無いのでパソコン周りがすっきりして、マウスなどを使う時にも
いちいちイヤホンのコードを気にする必要がなくなります。
ただ、Bluetoothでの接続はメリットばかりではなく、
初めて使う時に接続の設定が必要だったり、音声が若干遅延することがあったりなど
有線接続のイヤホンと比べてデメリットもあるため、
イヤホンを使うシーンや用途によって接続方法を選ぶことが重要になります。
KENWOOD KH-M500
接続方法などについてまとめてきましたが、
私が選んだイヤホンはBluetoothを使った無線接続のイヤホンになります。
いくつかイヤホンを試してみて、不満が解消できるイヤホンをずっと探していましたが、
1年以上悩んだ末に、KENWOODのKH-M500を購入しました。
今まで試したイヤホンに比べれば値段はかなり高めでしたが、とても満足しています。
主な仕様
型名:KH-M500
通信型式:Bluetooth標準規格Ver.5.0
出力:Bluetooth標準規格Power Class 1
最大通信距離:約10m
対応Bluetooth®プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
対応コーデック:SBC
対応コンテンツ保護:SCMS-T方式
電池持続時間:約13時間(音楽再生)、約7時間(通話)、約164時間(待受け)
充電時間:約3時間
充電方法:USB充電
質量:10.1g (イヤーピース、イヤーフック含まず)
これらは、取扱説明書に記載されていた情報です。
Bluetooth Ver.5.0なので、パソコンとの接続については
途切れたりすることもなく全く問題ありません。
電池の持続時間は通話で7時間となっていて、
仕事中ずっと電源を入れたまま長い日だと会議が合計で5時間以上になることもありますが、
途中で電池切れになることもなく問題ないと思います。
充電についても、3時間程度で充電できるため仕事が終わってから充電すれば
次の日までに問題なく充電することができます。
まだ使い始めて2、3か月なので、使っているうちに徐々に電池の持ちは悪くなっていくと思いますが、
1年なのか、2年なのか、どのくらいから電池の持ちが悪くなるのかは気になるところです。
音の聞こえやすさについては、片耳にのみ装着するタイプですが
しっかりと音が聞こえるため不満は一切ありません。
ただ、音量の設定を比較的高めに設定して丁度良い音量になるため、
もう少し音量を高くできるようにしてくれると、さらに良いかと思います。
とは言え、Teamsなどでの会議には全く問題ないレベルです。
マイクの感度についても満足しています。
今まで使っていたイヤホンでは、声が聞き取りにくいと言われることがたびたびありましたが、
KH-M500に替えてからは聞き取りにくいと言われることは無くなりました。
使い方
本体には、電源ボタン、音量調整ボタン、通話の開始/終了やリダイヤルなどができる
マルチファンクションボタンがあります。
まずは電源ボタンですが、電源ボタンを長押しすることで電源が入ります。
電源が入ると音声で教えてくれるので、装着した状態で電源を入れると分かりやすいと思います。
初めてパソコンなどと繋ぐ際はペアリングの操作が必要になりますが、
電源ボタンをインジケータ(ランプ)が早く点滅するまで長押しするだけなので
特に迷うこともなく操作できます。
ペアリングしておけば、次に使う時はイヤホンの電源を入れれば勝手にパソコンと繋がります。
パソコンと繋がった際に、繋がったことと電池の残量を音声で教えてくれますが、
英語が苦手な私には聞き取れないです、、、
電源ボタンの操作感は、少しボタンが硬いかなという印象です。
間違ってボタンを触って反応してしまうことが無いと思えば良いのかもしれませんが、
もう少しボタンは操作しやすい方が使いやすいかもしれません。
ただ、操作できないような硬さではないため、問題はないと思います。
私は仕事用のパソコンに繋いでTeamsでの通話に使っていますが、
Teamsの画面で通話の開始/終了などの操作をしているので
マルチファンクションボタンは全く使っていないです。
イヤホンマイク選びの条件
イヤホンを探す際に考えていた条件は下記になります。
・片耳に装着するタイプ
・カナル型かインナーイヤー型の耳の穴に装着するタイプ
・マイクの位置が口元に近いタイプ
1つ目の『片耳に装着するタイプ』ですが、仕事中にいつ電話が掛かってくるかわからないため、
イヤホンは常に装着したままの状態で仕事をしています。
両耳に装着するタイプでは、話しかけられたときに気付きにくいため片耳タイプを選びました。
2つ目の『カナル型かインナーイヤー型の耳の穴に装着するタイプ』ですが、
視力が悪いためメガネを掛けて仕事をしています。
片耳タイプのイヤホンだと、耳掛けタイプのものもいくつかありましたが、
イヤホンとメガネを同時に耳に掛けていると痛くなったり、使いづらくなったりするのではないかと思い
片耳タイプを選びました。
3つ目の『マイクの位置が口元に近いタイプ』ですが、
今まで使ってきたイヤホンでは、会議中に声が聞こえにくいと言われることが多かったです。
マイクの性能にもよるとは思いますが、少しでも口元に近い位置にマイクがある方が
声を拾いやすくなると思い選びました。
3つの条件に全て当てはまっていたのが、KENWOODのKH-M500になります。
他に検討したイヤホン
KENWOODのKH-M500を選びましたが、他にもいくつか候補にあがっていたイヤホンがあります。
Jabra Talk 65
一つは、JabraのTalk 65です。
口コミを見ていると、片耳タイプのイヤホンでは最も良い性能のようでした。
通話品質はもちろんですが、2台同時に接続することができるマルチポイント接続に対応しており、
連続通話時間も14時間とバッテリー容量も大きかったです。
ただ、耳掛けタイプのためメガネとの相性が悪そうだったのと、
やはり高性能なため値段が高かったので候補から外しました。
Poly Voyager 5200
もう一つは、PolyのVoyager 5200です。
こちらも口コミを見ていると、かなり高性能な片耳タイプのイヤホンのようでした。
このイヤホンはノイズキャンセル機能が良く、サーキュレーターの前で使っていても風の音が全く聞こえないようです。
また、センサーで耳に装着されているかを感知していて、
装着するだけで着信に応答したり、通話をイヤホンに切り替えたりなど便利な機能も多数あるようでした。
ただ、このイヤホンも耳掛けタイプなのと、値段も高かったため候補から外しました。
まとめ
私が使っているKENWOODのKH-M500についてまとめてみましたが、
イヤホンに求める条件は人それぞれだと思います。
イヤホンは安いものから高いものまでたくさんの製品がありますが、
私の経験ではもったいないからなるべく安いものを、、、と考えてしまうと、
必ず不満が出て買い替えることになります。
自分がどんなイヤホンを必要としているのかをよく考えてから選んで頂けたらと思います。
コメント